銀歯って体に悪い!?
- 2023年4月27日
- 詰め物や被せもの
こんにちは。
あずさ歯科クリニック麹町院長の児島梓です!
ホームページが新しくできたので、これから歯科のあれこれについてコラムを書いていこうと思います。
今日は歯科用金属についてです。いわゆる銀歯ってやつですね。
歯の詰め物や、被せものの型取りの段階になって、セラミックやジルコニアを勧められたことありませんか?
そして、自費治療のため結構高くなかったですか???
「保険がきく銀歯はだめなの?」 🙄
って思いませんでした?
お気持ちわかります。物価や税金も上がっていくのに、歯にお金かかるの辛いですよね。
でも実は、銀歯ってめちゃくちゃ体に悪いんですよ 😥
保険診療で使用する金属は金銀パラジウム合金といいます。
なんか強そうですね!
確かに強いんです。硬くてなかなか割れない。
↑
コレ
実は、、、、
・金属アレルギーの誘因
お口のなかに入っている銀歯は唾液に触れると、溶けだし金属イオンになります。それがタンパク質と結合し、
アレルゲンとなることで、アレルギーが発症されるとされています。
入った瞬間に金属アレルギーの症状が出る方もいらっしゃいますが、何年、何十年経ってから金属アレルギーの症状を発症される方もいらっしゃいます。
最近やけに湿疹ができるなと思ったら銀歯が原因の金属アレルギーだったなんてこともあります。
・経年的な腐食
銀歯が外れた時にお口の中を見ると、銀歯を装着していた歯が黒くなってたっていうことありませんか?
もちろん虫歯が原因で黒くなっていることもあるのですが、実はこの銀歯、唾液に溶け出して金属イオンになることでどんどん腐食していくんですね。
錆びて黒くなってるんです。錆びたものなんてお口の中にいれておきたくないですよね。
・ガルバニー電流によって接着剤がとれやすくなる
お口の中で違う種類の金属同士が接触するとガルバニー電流という電流がおきます。
そして、その電流が接着剤の劣化を促進し、2次う蝕(虫歯)になりやすくなってしまうという効果があるとされています。
また脳から出される電流もガルバニー電流により阻害されるので、体に不調を起こしやすくなってしまいます。
・周囲の電磁波を集める作用
銀歯は周りにたくさんある電磁波を集めてしまうという作用があります。
身体が電磁波による影響を受けるとどのようなことが起こるのか、、
肩こりや筋の過緊張、手足のしびれ、目の充血や疲れやすい、などの様々な症状を引き起こします。
これを電磁波過敏症といいます。
銀歯(歯科用金属)にはざっとこのような作用があることがわかっています。
全身に悪影響がある上に虫歯にもなりやすいなんて最悪ですよね。
しかし、保険診療ではまだまだこの金属が主に使われています。
保険治療での銀歯の使用は、間違いなく世界で日本の歯科医療は遅れていると言われる一因です。
欧米ではほぼ金銀パラジウム合金なんて使われていませんし、なんならスウェーデンとドイツでは使用を禁止されています。
書き進めるほどに興奮してきてしまう自分を抑えるのが大変でしたが、銀歯がどれほど体によくないものかということが少しでもご理解いただけたなら幸いです。
もしご自身のお口の中の銀歯が気になる、と思われた方はお気軽にご相談してくださいね 🙂
次は保険の白い歯、自費の白い歯について書いていきます。
それではみなさん、よい週末をお過ごしください!