咬合高径と顔だちの関係
- 2025年12月2日
- 咬合について
咬合高径によって顔立ちが変わる?!
美容医療に行ってもエステに行っても、なぜか老けた印象が消えない 😥
そんな方いませんか?
実はその原因「歯の高さ(咬合高径)」にあるかもしれません。
歯は見た目以上に「顔の土台」を作っており、歯の高さが変わると輪郭・口元・フェイスラインまで変化します。
ここでは、歯科医だけが知っている“歯と顔の密接な関係”をわかりやすく解説します。
■咬合高径とは?
上下が嚙み合ったときの「縦の距離」のことです。
この距離は、骨格・筋肉のバランス・口元の形に直接影響します。
・咬合高径が低い→“噛みしめたような”疲れた顔
・咬合高径が高い→口元が整う、若々しい輪郭
実際には0.5~1mmの違いでも見た目に大きく影響します。
■咬合高径が低くなると起こる変化
①ほうれい線が深くなる

奥歯がすり減ったり銀歯が低くなると、口元全体がつぶれ、頬が内側に入り込むためほうれい線が濃くみえます。
②口元が“もごっ”と見える
高さが低くなると下顔面が短くなり、横から見ると顎がしゃくれたように見えることも。
③フェイスラインがぼやける
下顎が目前に回転するため、二重あごが出やすくなるのも特徴です。
■咬合高径を正しく整えるとどう変わる?
①輪郭がスッとする
適切な高さに整うと、下顎の位置が正しい位置に戻りフェイスラインが自然にシャープになります。
矯正をするとお顔がキレイに見える理由の一つもこれですね!
②口元が若返る
口角が上がり、上唇・下唇のバランスが整い口元が強調されなくなります。
③噛みしめ癖が改善し、顔つきが穏やかに
高さが合うと筋肉の緊張が減り眉間や顎の力みが減少して柔らかい顔つきになります。
■どんな治療で咬合高径は改善できるの?
・セラミック治療(補綴物で高さの調整をする)
・咬合再構成
・矯正
矯正や咬合再構成は後ろに下がった下顎を出す治療など、下顎の位置を変えるためEラインが整いやすく劇的にお顔の審美性が改善されます。
■願望が変わる治療だからこそ、注意が必要
咬合高径は“上げれば若返る”という単純な話ではありません。
高すぎても低すぎても顎関節症・頭痛・肩こりの原因になります。
だからこそ、「嚙み合わせ・骨格・筋肉」を総合的に診る歯科医の評価が必要です。
当院では嚙み合わせ・骨格・筋肉を総合的に診察し、患者様一人一人に最適な矯正、咬合構成治療を行っております。
■まとめ
咬合高径は歯科医が扱う中でも特に繊細で専門性が高い分野です。
しかし、そのぶん“見た目・健康・輪郭”のすべてに影響する“最強の美容医療”でもあるんです!
「年齢と共に顔が疲れて見える」「エステや美容医療でも改善しなかったお顔の印象を改善したい」
そんな方こそ一度、「歯の高さ」を見直してみませんか?
当院では美容大好きな院長が全力でお力になりますよ 😉
